新派の子主宰 齋藤雅文
コロナで手足をもがれたような日々がありました。「マロン」こと久里子さんの科白が聞きたい!その思いだけで開いた一日だけの「さろん・ど・まろん」。
大阪から助っ人に来て下さった曽我廼家文童さん、チェロの五十嵐あさかさんのお力もあって、満席のお客様からお褒めの言葉をいくつも頂戴しました。こういうものが聞きたかったのです、と。砂漠でオアシスに転がり込んだような幸福!一番感動していたのは私だったかもしれません。
そうして、また「聞きたい欲」がうずいて参りました。
朗読を簡便な表現方法とお思いになる方もあるかもしれません。が、ホンモノの科白の力は、朗読の枠を超え、脳の中に実際の舞台を再現させてくれるのです。
久里子さんの語るものは、真実の舞台といささかも変わることはありません。
美しい音響のムジカーザで、真実の「脳内劇場」を是非ご堪能いただきたい!
少しでも多くの方に、この感動を! ホント、もったいないですから!
久里子四段返し
久保田万太郎 作 「大つごもり」より
泉鏡花 作 「日本橋」より
井上ひさし 作 「頭痛肩こり樋口一葉」より
川口松太郎 作 「遊女夕霧」より
名科白とチェロの調べが織り上げる新派万華鏡。
久里子の中でも特にお聞き願いたい珠玉の四役!
太夫さん
北條秀司 作「太夫さん」第二幕より
待望の再演!
あの久里子文童、絶妙のやりとりが帰って来る。
失われた切なくも愛すべき庶民の記憶……。
京都島原に生きた人々の、息づかい。その声音。
科白と効果音の芳醇に響き合う北條戯曲の粋。
耳を澄ませて聞く至福の時……、ここに極まる。
Salon De Marron
〜さろん・ど・まろん〜
波乃久里子を聴く宴
「久里子四段返し」
「太夫さん」
構成・演出 齋藤雅文
出演
波乃久里子
田口守
伊藤みどり
佐堂克実
小山典子
中谷容子
鴫原桂
五十嵐あさか(チェロ)
曽我廼家文童
12/12(木)14:00/18:00
代々木上原 ムジカーザ
東京都渋谷区西原3-33-1
チケット(全席自由・税込)
一般 6,500円 当日7,000円
U40 3,500円(40歳以下限定)
※受付開始: 開演40分前/開場: 開演30分前
※チケット記載の整理番号順のご入場となります。
カンフェティ
050-3092-0051(平日10:00〜18:00)
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